コレステロールを下げる食事の心得
コレステロールが増える最大の原因は偏った食生活にあります。忙しい現代人の食生活では、夜遅くに食事をしてその後すぐに寝てしまったり、朝食を摂らなかったりと、どうも自然のリズムと遊離しがちです。
メニューが洋食中心になっているのも問題で、どうしても脂っこい食事になったり、間食にスナック菓子、夜はお酒をガブ飲みでは、コレステロールを抑えるのは不可能でしょう。
やはり、まずは食生活を改善することから始めるべきです。食生活において大切なことは、極めて当然なのですが、無駄に食べ過ぎないことです。人間にとって必要なエネルギー量というのは、プロのアスリートなどではない限り決まっているもので、必要分をオーバーするとエネルギーは確実に体内に蓄積され、中性脂肪が溜まります。
特に注意するのは年齢で、30歳を超えたあたりから必要とするエネルギー量はぐっと減少し、つい若い頃と同様の食生活をすると、たちまち脂肪が貯まりやすくなります。
食生活改善の第一は朝食を抜かないことで、朝食をしっかりと摂ると昼食のドカ食いも防止できます。更に、食事と食事の間隔を６時間程度空けるようにして規則的にすると、体脂肪はかなり効率よく燃焼されるようになります。メニューも気になると思いますが、その前にこうした心得をしておかないと対策レシピの効果がないと思っておいてください。